和歌山県内の書店やコンビニなどで7月9日、和歌山県を特集した情報誌「和歌山Walker(ウォーカー)」が発売された。版元はKADOKAWA(東京都千代田区)。
同誌は、定期誌「関西Walker」を手掛けるKADOKAWAが、さまざまなエリアを重点的に特集して発行しているウォーカームックの一つ。和歌山が特集されるのは今回が初めてとなる。
目玉特集は、和歌山市に今年3月にオープンしたイオンモール和歌山。取り外して使えるブック・イン・ブックとして誌面に挟み込まれている。
また、今年で世界遺産登録10周年を迎える熊野古道や、白浜アドベンチャーワールド、エリア別グルメ情報など、県内404のスポットを地図付きで紹介している。
和歌山ウォーカー編集部のデスク、山田孝一さんは「和歌山県外から来られる観光客だけでなく、和歌山在住者にも楽しんでもらえるような誌面づくりを意識した。ぜひ、地元のみなさまにも読んでいただければ」と話す。
県内の書店の多くは同誌を平積みで展開。和歌山市内の書店最大級の売り場面積をもつ「TSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店」(和歌山市松江)では、発売日に同誌専用の大型コーナーを設置した。
「グルメを特集した和歌山の情報誌は今までもあったが、グルメ以外の情報も網羅した本の発売は久しぶり」と同店店員の岩瀬竜太さん。「この夏休みは、本誌を持って和歌山県の魅力を再発見してもらえれば」と呼び掛ける。
A4変形、121ページ。価格は853円。