和歌山経済新聞の2021年上半期PV(ページビュー)ランキングは「和歌山・紀の川市のあら川の桃直売所が営業開始 旬の味覚ズラリ」記事が1位になった。
あら川の桃は、桃山町で栽培されるブランド桃。収穫シーズンになると2つの直売所で販売される。県外から買い求める人も多く、記事公開から2週間足らずで1位になった。記事公開後も多くの人が訪れ、第一直売所の湯川恵子店長は「昨年より収穫が早いので、例年より早くなくなりそう」と話す。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 和歌山・紀の川市の「あら川の桃」直売所が営業開始 旬の味覚ズラリ(6/18)
2. 和歌山に自家製酵母のベーカリー「チックタック」 店主はフランス料理歴10年(6/11)
3. パンダの赤ちゃん「楓浜(ふうひん)」に アドベンチャーワールドで命名式(3/18)
4. 観光列車「ウエストエクスプレス銀河」紀南コースの受付開始 夜食に和歌山ラーメンも(5/14)
5. 和歌山・アドベンチャーワールドの赤ちゃんパンダ公開 1カ月遅れのデビュー(3/12)
6. 南紀勝浦温泉「湯快リゾート越之湯」がリニューアル 天然温泉や生マグロ提供も(5/11)
7. 和歌山・かつらぎの道の駅「くしがきの里」がリニューアル 地元農家が運営者に(5/26)
8. 和歌山・田辺の病院前にキッチンカー 地元飲食店が日替わり出店(6/15)
9. ホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山串本」開業 橋杭岩を一望(4/23)
10. 和歌山・岩出のドライフラワー店「シャイニー」が1周年 天井使い製造ズラリ300種(2/25)
2位には、3月開店のパン店チックタックがランクインした。同店は、開店前から客が並ぶ姿が見られるほどの人気店。3位・5位に入ったのは、2年ぶりに誕生したパンダの赤ちゃん楓浜。コロナ禍で公開を延期したが、命名投票には9万票が集まり、7000人以上が命名セレモニーの動画配信を見守った。4位に観光列車「ウエストエクスプレス銀河」、6位、7位、9位に温泉、道の駅、ホテルなど、昨年はPVが減少した旅行・観光関連のニュースに再び注目が集まった。6月22日からは和歌山県が県内の旅行代金を補助する「わかやまリフレッシュプラン」が始まり、旅行需要の拡大が予想される。