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「すみっコぐらし」列車が和歌山で運行 「めでたいでんしゃ」が特別仕様に

扉や窓など「すみっコぐらし」のラッピングを施しためでたいでんしゃの「なな」

扉や窓など「すみっコぐらし」のラッピングを施しためでたいでんしゃの「なな」

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 「すみっコぐらし」ラッピング電車の運行が7月22日、南海電鉄加太線で始まった。

めでたいでんしゃ内の招き猫イラストも「すみっコぐらし」仕様に

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 同列車は「南海沿線なんかいいね すみっコぐらしめぐりたいキャンペーン」の一環。南海電鉄沿線を舞台にしたオリジナルストーリーを基に、第1弾としてラッピング電車運行やホテル「フレイザーレジデンス南海大阪」(大阪府)でコラボレーションルームの提供を行う。

 加太線では、赤い「めでたいでんしゃ・なな」の2両1編成をラッピング。オリジナルストーリーに登場する大きなめでたい魚を見つけたシーンを表現した。

 「すみっコぐらし」は、電車やカフェなどでも隅っこが落ち着くという気持ちを基に作られた動物などのキャラクター。寒がりな「しろくま」や自信がない「ぺんぎん?」、恥ずかしがり屋な「ねこ」など、ネガティブなキャラクターが人気を集めている。

 運行初日の22日には、鉄道ファンと同キャラクターのファンが集まった。同キャラクターのTシャツを着たり、ぬいぐるみを持ったりした子どもたちが車両の前で写真撮影する姿が見られた。

 南海電鉄運輸車両部の谷村弥奈美さんは「めでたいでんしゃのラッピングの上に『すみっコぐらし』のラッピングを行う珍しい形のコラボレーション。『すみっコぐらし』のかわいらしさはもちろん、めでたいでんしゃそのもののかわいさも知ってもらいたい」と話す。

 29日からの第2弾では、難波駅、住吉大社駅、和歌山市駅、加太駅の「すみっコ化」装飾、スタンプラリー、フォトスポット設置などを展開。谷村さんは「第2弾では、和歌山市駅の看板や待合の装飾、加太駅ホームの装飾なども『すみっコ化』していくので、夏休みにはぜひコラボ電車で加太へお越しいただければ」と呼び掛ける。

 ラッピング電車の運行は12月末まで。

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