フルーツを使ったスイーツやドリンクを提供する「白浜水果店(しらはますいかてん)」(白浜町新地、TEL 0739-43-8334)がオープンして1カ月たった。
店主の阪本万美さんは和歌山市出身。ニューヨークでの飲食店勤務の経験や中国茶の知見を生かし、和歌山市で「食堂ことぶき」(和歌山市畑屋敷葛屋丁)、カフェ「LA MAISON CLOCHETTE(ラ メゾン クロシェット)」(西汀丁)を営む。白浜町にはたびたび訪れ、5年に渡りイベント出店を続けてきたことで地域とのつながりができ、開業に至ったという。
店名の「水果」は中国語の「果物」。同店では県産果物や国産小麦を使用したアジア風メニューを提供し、食堂ことぶきで人気の手作り水ギョーザも用意する。多くのメニューがテークアウト可能。店内に設けたカウンター席と和室のフリースペースをイートイン利用できる。
スイーツメニューは、スコーン(プレーン=250円、イチジク=300円)、アジアンサンデー(700円)、ベトナムチェー(750円)、和三盆ババロア(750円)など。フードメニューは、ちまきと水ギョーザのセット(1,350円)、水ギョーザとビーフンセット(1,400円)など。ドリンクメニューは、台湾アップルソーダ(350円)、ワイルドベリーハイビスカス(450円)など。果物の時期に合わせてメニューを変えるという。
阪本さんは「オーガニックやビーガン対応のお茶など、健康に気を遣うお客様にも安心して召し上がっていただけるよう、慎重に食材を選んでいる。観光客のほか、ことぶきやクロシェットのお客様が白浜に来てくれることもあり、うれしい。地元の人にもゆっくり楽しんでもらえる空間にしたい」と話す。
営業時間は、夏期=10~18時、冬期=10~17時。水曜定休(ほか月に数日の休業日あり)。