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和歌山・有田川町が「グルメとりっぷ」作成 地元飲食店76店掲載

「ありだがわグルメとりっぷ」を手にする稲見さん(左)と西岡さん

「ありだがわグルメとりっぷ」を手にする稲見さん(左)と西岡さん

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 有田川町が10月1日、飲食を中心に同町の魅力を紹介する観光ガイドブック「ありだがわグルメとりっぷ」を作成した。発行は同町インスタグラム運営事務局。

有田川町が作成した「ありだがわグルメとりっぷ」

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 コロナ禍の飲食店支援と地元で愛される「食」の紹介を目的に製作した同冊子。公募で集まった店と製作に参加した有田川町商工会の加盟店、情報アプリ「有田ラボ」掲載店、地域住民お薦めの店など76店を紹介する。

 カフェやパン、焼き肉、多国籍料理、酒を楽しめる店などのカテゴリーを設け、地元店を掲載する。特集は、同町特産のブドウサンショウを使った料理を提供する店や「なれ寿し」「わさび寿し」といった有田地域のすし販売店の紹介。

 同町では冊子発行に合わせ「ありだがわグルメとりっぷ」をテーマに、11月30日までインスタグラムでフォトキャンペーンを行う。同町に行きたくなる観光地・食べ物の写真を募集し、入賞者には特産品を進呈する。

 同町商工観光課の栗栖悠起さんは「利用シーンや目的に合わせて見られるよう工夫して製作した。魅力的な店がたくさんあるので、冊子を手に有田川を観光してほしい」と話す。「冊子の最後のページには町の地図とメモ欄を設けた。気に入った店やスポットなどを記入して、オリジナルの冊子を完成させてもらえたら」と呼び掛ける。

 A5カラー、40ページ。発行部数は1万6000部。町役場や観光施設、取材店などで無料配布する。

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