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「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」刊行 和歌山は16市町85店掲載

「TSUTAYA WAY(ツタヤウェイ)」ガーデンパーク和歌山店でPRする和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」(左)と「ミシュランマン」

「TSUTAYA WAY(ツタヤウェイ)」ガーデンパーク和歌山店でPRする和歌山観光PRシンボルキャラクター「わかぱん」(左)と「ミシュランマン」

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 日本ミシュランタイヤ(東京都新宿区)が10月22日、「ミシュランガイド京都・大阪+和歌山2022」を刊行した。

和歌山のページには風景写真を掲載

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 同書では、京都207店、大阪208店に加え、和歌山の飲食店85店を初掲載する。和歌山は国内27番目のエリア。

 同社社員が店を訪れ、5つの基準「素材の質」「料理技術の高さ」「味付けの完成度」「独創性」「常に安定した料理全体の一貫性」で料理を評価した。優れた料理を提供する店には星を掲載する。三つ星は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」、二つ星は「遠回りしてでも訪れる価値のある素晴らしい料理」、一つ星は「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理」。価格以上の満足感が得られる料理を提供する店には「ビブグルマン」(和歌山は5,000円以下)としてイメージキャラクターの「ミシュランマン」のマークを付ける。昨年の京都・大阪版から、サステナブルガストロノミー(持続可能な美食)に取り組む飲食店には「ミシュラングリーンスター」を掲載する。

 和歌山の店は、48ページにわたり、有田市、有田川町、岩出市、かつらぎ町、上富田町、紀美野町、串本町、高野町、御坊市、白浜町、新宮市、田辺市、橋本市、美浜町、湯浅町、和歌山市の16市町別に掲載する。二つ星は、「ヴィラアイーダ」(岩出市川尻)、「鮨(すし)義心」(和歌山市畑屋敷東ノ丁)。一つ星は、「鮨よし田」(上富田町生馬)、「御料理竹寳」(白浜町)、「オテル・ド・ヨシノ」(和歌山市手平2)、「割烹恵比寿」(黒田)、「季節料理八百亀」(東仲間町2)、「鮨宮田」(広道)の6店。ビブグルマンは15店。グリーンスターは「ヴィラアイーダ」、「キャラバンサライ」(田辺市上芳養)、「山伏そば拝庵」(本宮町伏拝)、「キュッヒェ」(和歌山市毛見)の4店。

 三輪唆矢佳広報部長は「ミシュランの評価基準は世界共通で、土地に関係なく同じ星の数の店は、同じレベルの誇れる店。和歌山は京都・大阪と比べれば掲載店舗は少ないが、グリーンスターは大阪とひけをとらない数であり、自然を大切にし、持続可能な社会への考えが進んでいることが伺える」と話す。「ハレの日の食事だけでなく、プロが作る独創性があり工夫されたケの日の料理を提供する店もたくさん掲載している。日常が少しでもワクワクドキドキするものになれば」とも。

 A5変形判、320ページ。価格は3,498円。

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