「ファンタジーが現実になるデジタルアート展 スイーツにうもれたい」が11月18日から、和歌山市役所近くの「かまどの下の灰までgallery」(和歌山市万町)で開催される。
同展は、フリーライターの山田歩さんが「ファンタジーを現実にする」をテーマに取り組む体験型イベントや情報発信を行う企画「MERINGUE(メレンゲ)」の一環。2020年8月には本町公園(北桶屋町)でクリームソーダのインスタレーションを開催。直径2.3メートルのプールに緑色の入浴剤と60センチのアイスクリームの模型を浮かべ、内部に入れるようにした。同様の展示は、ビーチバー「バグース」(新和歌浦2)や北ぶらくり丁商店街(中ノ店北ノ丁)などでも開催。2020年11月には、東京で開催された「デザインフェスタ」にクリームソーダをイメージしたフォトブースを出展している。
「スイーツにうもれたい」展は、山田さん初のデジタルアート展。クリームソーダに入る感覚を楽しむインスタレーションで、プロジェクター3台とコンピューターを使いギャラリーの3方の壁面にソーダの映像を投影する。会場に設けた直径30センチのチェリーのオブジェで撮影を楽しむこともできる。
山田さんは「子どもの頃に見たアニメで、ゼリーの中を泳ぐシーンがあり、スイーツの中に埋もれてみたいと思った。夢見たファンタジーの世界に入る体験をぜひ楽しんでほしい」と呼び掛ける。「想像力に技術を掛け合わせれば、ファンタジーを現実にできる。SNSやイベントでファンタジーをテーマにした新体験をお届けしたい」とも。
開催時間は13時~20時(最終日は18時まで)。入場無料。11月29日まで(24日は休廊)。