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和歌経年間PV1位は「あら川の桃直売所」 観光関連が上位に返り咲き

桃の収穫シーズンになると開店する直売所

桃の収穫シーズンになると開店する直売所

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 和歌山経済新聞の2021年PV(ページビュー)ランキングは「和歌山・紀の川市のあら川の桃直売所が営業開始 旬の味覚ズラリ」が1位になった。

「すみっコぐらし」ラッピングの「めでたい電車」

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 上半期PVランキングに続き1位となった同記事。紀の川市桃山町で栽培するブランド桃「あら川の桃」は、収穫シーズンの6月中旬から2つの直売所で販売。県外から買い求める人も多く、毎日開店時には行列ができる。

 ランキングは今年1月1日から12月16日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。ランキング上位10位は以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 和歌山・紀の川市の「あら川の桃」直売所が営業開始 旬の味覚ズラリ(6/18)

2. 「すみっコぐらし」列車が和歌山で運行 「めでたいでんしゃ」が特別仕様に(7/26)

3. 和歌山に自家製酵母のベーカリー「チックタック」 店主はフランス料理歴10年(6/11)

4. 観光列車「ウエストエクスプレス銀河」紀南コースの受付開始 夜食に和歌山ラーメンも(5/14)

5. 和歌山・岩出にサツマイモ専門カフェ「和庵」 居酒屋で二毛作営業、就業支援の場に(7/9)

6. パンダの赤ちゃん「楓浜(ふうひん)」に アドベンチャーワールドで命名式(3/18)

7. 紀の川市に「野あそびの丘」開園へ 子どもたちが協力して遊ぶ遊具も(7/29)

8. 和歌山・アドベンチャーワールドの赤ちゃんパンダ公開 1カ月遅れのデビュー(3/12)

9. 和歌山・新内のラウンジが菓子販売始める コロナ禍に負けず、新業態に挑戦(12/8)

10. 南紀勝浦温泉「湯快リゾート越之湯」がリニューアル 天然温泉や生マグロ提供も(5/11)

 2位は、7月にデビューした南海電鉄加太線の「すみっコぐらし」ラッピング電車。運行初日には、鉄道ファンと同キャラクターのファンが集まり、子どもたちが車両の前で写真撮影するなど、幅広い世代から支持を受けた。3位のベーカリー「チックタック」は3月、和歌山市にオープン。元フランス料理シェフが作るパンを目当てに開店前から行列ができた。

 4位以下には観光列車「ウエストエクスプレス銀河」、南紀勝浦温泉「湯快リゾート越之湯」のリニューアルなどの観光情報。新たな屋外レジャースポット、紀の川市の公園「野あそびの丘」などが注目を集めた。岩出市の居酒屋「和庵」によるテークアウト対応のサツマイモ専門カフェ、和歌山市新内のラウンジ「クワトロ」の菓子製造など、コロナ禍で苦境に陥った店舗の新業態が上位に食い込んだ。そのほか、屋外デビューを果たしたパンダの赤ちゃん「楓浜」の記事が2本ランクインした。

 長引くコロナ禍だが、果樹、鉄道、パンダ、温泉など観光情報、新業態に挑戦する飲食店など、コロナウイルスに負けない底力を感じるランキングだった。来年は和歌山の魅力がさらに詰まった記事を届けたい。

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