第5回「ヤッホー全日本選手権」が現在、椿山ダム湖畔(日高川町初湯川)でオンライン開催している。主催は日高川町。
椿山ダム湖に浮かぶ椿山半島は、対岸の山までの距離約300メートル。叫んでから2秒ほどで山びこが返ってくることから、同町は「日本一楽しいヤッホーポイント」としてPRしている。
同選手権は、2008(平成20)年に第1回大会を開催した。参加者は思い思いの言葉を叫び、山びこの聞こえ具合、内容、パフォーマンスを競った。2013(平成25)年までに4回を開催し、5回目となる今回は、新型コロナウイルスの感染防止のため、インスタグラムを使い、オンライン開催する。
競技は「お笑い部門」と「告白部門」の2部門。「日高川町観光」(@hidakagawa_kankou)をフォローし、「ヤッホーポイントで撮影した動画」をハッシュタグ「#ヤッホー選手権2021」を付けて投稿することで参加できる。審査員が、山びこの聞こえ具合、内容、パフォーマンスなどを基準に大賞、金賞、銀賞を選び、宿泊券や特産品を進呈する。
日高川町職員の井原優作さんは「コロナ禍で大声を出すことのできない今だからこそ、ヤッホーポイントを訪れて思い切り叫んでほしい。オンライン開催にすることで、密を避け、好きな時間に参加できる。年明けまで開催しているので、年始の抱負など、年末年始にちなんだ内容も歓迎。投稿回数に制限はないので何回でもチャレンジしてほしい」と呼び掛ける。
エントリーは来年1月15日まで受け付ける。