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和歌山・海南の「とれたて広場」で中ばんかん祭り 「甘平」「津の望」など20種

店頭でポンカンを手にPRする樋瀬店長

店頭でポンカンを手にPRする樋瀬店長

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 「中晩柑(ちゅうばんかん)まつり」が2月5日・6日、産直市場「JAながみね とれたて広場」(海南市重根西、TEL 073-487-0900)で開催された。

さまざまな種類の中ばんかんが並んだ特設コーナー

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 中ばんかんは、温州ミカン以外の1月から5月ごろにかけて収穫されるかんきつ類の総称。同期間は、店頭での販売に加え、特設コーナーを設け特別価格で販売した。

 ハッサクやイヨカン、しらぬい、ネーブル、ポンカンなど一般的な中ばんかんに加え、比較的新しい品種のせとか、はるか、甘平(かんぺい)、春峰(しゅんぽう)、たまみ、津の望(つののぞみ)など約20種を販売した。

 樋瀬貴哉店長は「当店は直売所の中でも特に中ばんかんに力を入れている。これだけの種類がそろうのは、農家が直接販売し、選果場もあるJAならでは。売れ筋は、食感が良く、皮がむきやすく、甘みが強いしらぬいやはるみ。新品種では愛媛県で限定栽培されている甘平、袋ごと食べられてオレンジのような香りの津の望も人気が出てきている」と話す。「中ばんかんにはそれぞれ違った個性と風味がある。新品種がどんどん出てくることから、風味や旬についての説明パネルなどを掲示しているので、新しい品種もぜひ味わってほしい」と呼び掛ける。

 海南市内から買い物に来た女性は「甘平を買いに来た。以前食べたものがとてもジューシーでおいしかった。2月初めが旬と知り、時期を逃さずに来られてよかった」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~17時。水曜定休。

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