和歌山県産南高梅を使う炭酸飲料「三ツ矢梅」が2月1日から、機能性表示食品にリニューアルして全国で販売されている。
和歌山県産品の認知度向上を図ろうと、県とアサヒ飲料(東京都)が県産品の南高梅を活用して共同開発した同商品。2013(平成25)年の発売からリニューアルを重ね、今年は機能性表示食品として発売した。
県産南高梅を蒸し煮し、柔らかくした実を裏ごししたピューレを使う。500ミリリットル当たりクエン酸2700ミリグラムを配合。パッケージの色使いで梅の味わいを表現したといい、「和歌山県共同開発商品PRマーク」を記載する。
県食品流通課の稲葉有里さんは「通年販売商品だが、梅の花が咲く頃にリニューアルしている。共同開発商品の販売は期間限定が多いが、『三ツ矢梅』は一年を通して全国で販売されるロングセラーになった。SNSでも好評。飲みやすいので、たくさんの人に手に取ってもらえれば」と呼び掛ける。
価格は、500ミリリットル=151円、1.5リットル=367円。