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和歌山の樫野埼灯台と潮岬灯台が擬人化 声優は岸尾だいすけさん、粕谷雄太さん

和歌山県串本町の樫野埼灯台を擬人化したキャラクター(左)と潮岬灯台を擬人化したキャラクター

和歌山県串本町の樫野埼灯台を擬人化したキャラクター(左)と潮岬灯台を擬人化したキャラクター

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 灯台擬人化プロジェクト「燈(あかり)の守(も)り人」で誕生した、串本町の樫野埼(かしのざき)灯台と潮岬灯台をモチーフにしたキャラクターの贈呈式が2月24日、串本町役場で行われた。

2月24日に行われたキャラクター贈呈式の様子(提供=テレビ和歌山)

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 日本財団が展開する「海と日本プロジェクト」の一環。GPSやレーダーの普及などから各地で役割を終えていく日本製西洋式灯台の魅力を幅広い世代に届け、地域の歴史・文化資産として光を当てようと企画した。

 灯台に魂をささげ、海の厄災から日本を守ってきた灯台の化身・守り人が登場する大河ファンタジーを通し、灯台の魅力を発信する。2020年11月にスタートし、2021年度は全国19エリア20基の灯台を、歴史やエピソードに基づいてキャラクター化した。声優の神谷浩史さんや緑川光さんなどを起用したボイスドラマやスマートフォンで読めるマンガなどを展開する。

 樫野埼灯台のキャラクターは、白い衣装に身を包んだ金髪の男性で、身長174センチ、好物は竹皮包ようかん。声優は岸尾だいすけさん。潮岬灯台は、青い衣装に銀髪、メガネをかけた男性で、身長178センチ、好物はうすかわ饅頭(まんじゅう)。声は粕谷雄太さんが担当する。

 同町産業課の阪本祥さんは「灯台は町の歴史と共にある大切なシンボル。特に樫野埼灯台は、串本町とトルコの関係を語る上では欠かせない。キャラクターを通じ、これまで灯台に関心がなかった層に身近に感じてもらい、足を運ぶきっかけになれば」と期待を寄せる。

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