7カ所の道の駅を巡るスタンプラリー「道の駅っぷ干支(えと)めぐり」が現在、田辺市で開催されている。主催は田辺市。
「道の駅っぷ干支(えと)めぐりキャンペーン」でもらえるクリアファイルと「道の駅きっぷ」
2010年に「聖地熊野を核とした癒やしと蘇(よみがえ)りの観光圏協議会」の発足をきっかけに始まり、今年でえとが一巡し、再びとら年を迎えた。自動車を利用する観光客に道の駅を巡り、観光資源を感じてもらうことや消費額の拡大を見込む。長期にわたり、開催する意気込みから、毎年楽しめるえとを企画の軸に据えた。
参加者は同市内の道の駅「紀州備長炭記念公園」(秋津川)、「水の郷日高川龍游」、「龍神」、「ごまさんスカイタワー」(以上龍神村)、「ふるさとセンター大塔」(鮎川)、「熊野古道中辺路」(中辺路町)、「奥熊野古道ほんぐう」(本宮町)を巡る。各駅では500円購入ごとに「道の駅きっぷ」1枚を進呈するほか、スタンプも押印する。「道の駅きっぷ」の裏にはえとに関連した絵が描かれており、合わせると1枚の絵になる。
7カ所のスタンプを集めた先着300人には、エリア内のキャラクターなどが描かれた「特別きっぷ」3枚と切符を収納するクリアファイルを進呈。先着プレゼントの在庫状況は公式SNSアカウントで発信する。そのほか特産品を進呈する抽選も行う。
観光振興課担当者は「過去の集計ではリピート率73%。達成者は大阪府在住者が多い。田辺市は市域が広く熊野古道や温泉など見どころがたくさんある。道の駅を巡り、地域の良さを味わってほしい」と話す。
9月30日まで。