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和歌山城ホールで「きのくに国際コンサート・シリーズ」開催へ

9月9日のきのくに国際コンサート・シリーズで共演する神尾真由子さん(左)と田村響さん

9月9日のきのくに国際コンサート・シリーズで共演する神尾真由子さん(左)と田村響さん

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 クラシックコンサート「きのくに国際コンサート・シリーズ」が9月9日、和歌山城ホール(和歌山市七番丁)で始まる。

きのくに国際コンサートが開かれる和歌山城ホール小ホール

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 同コンサートは、2019年に始まった「きのくに音楽祭」の一環として初開催。世界で活躍する第一線のアーティストを招き、良質な音楽に触れる機会として、9月と11月、来年2月の3回にわたり開催する。

 9月の出演者はバイオリニストの神尾真由子さんとピアニストの田村響さん。神尾さんは、2007(平成19)年、21歳で第13回チャイコフスキー国際コンクールで優勝した。田村さんは、同年に20歳でロン・ティボー国際コンクールで1位になった。当日は、ベートーベンの「バイオリン・ソナタ 第1番 ニ長調 Op. 12」やクライスラーの「愛の喜び」、ワックスマンの「カルメン幻想曲」などを披露する。

 同音楽祭事務局の高水美佐さんは「地元で本格的な室内楽コンサートを聞ける機会。昨年オープンした木の香り漂う和歌山城ホールで、生の音楽を肌で感じてほしい」と話す。「吹奏楽やピアノなど身近な音楽に触れているたくさんの子どもたちも聞きに来てくれる。子どもたちがどう感じるのかも楽しみ」とも。

 19時開演。チケットは、一般前売り=5,000円(当日=6,000円)、大学生前売り=1,500円(当日=2,000円)、小中高校生前売り=1,000円(当日=1,500円)。未就学児の入場不可。和歌山城ホール、和歌山県民文化会館(小松原通1)、イープラス、ファミリーマート店舗で取り扱う。

 11月25日には、バイオリニストの堀米ゆず子さんとピアニストのバレリー・アファナシエフさんが、来年2月10日には、フルート奏者のカール・ハインツ・シュッツさんとハーブ奏者の吉野直子さんが、それぞれ共演する。両日の前売りチケット販売開始は9月12日。

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