和歌山城公園動物園(和歌山市一番丁)でオリジナル缶バッジのカプセル自販機販売が始まり、1カ月がたった。企画・運営は「ワールドインテック」(福岡県)。
和歌山城公園動物園でカプセル入りで販売するオリジナル缶バッジ
同園では2019年から、飼育員が撮影した動物たちの写真で作った缶バッジ(=300円)を販売。園内には窓口や売店がなく、飼育員が販売を行っていた。来園者からの「作業中の飼育員に声をかけ、手を止めてもらうのが申し訳ない」「もう少し買いやすくなれば」との声に応え、カプセル自動販売機での販売に切り替えたという。
カプセル自動販売機は童話園と水禽園の2カ所に設置。1回200円。缶バッジは現在全22種類で、カプセルに入る大きさにするため、以前より一回り小さい直径5.5センチサイズとなった。
飼育員の湯浅真波さんは「カプセルトイになってから、購入する来園者が増えた。特に小さい子どもに人気」と話す。「インコやモルモットなどの小動物からウマやツキノワグマ『ベニー』まで、当園で飼育するほとんどの動物種が入っている。カプセルトイで出た動物たちをじっくり観察して、動物園をさらに楽しんでもらえたら」とも。
開園時間は9時~17時。火曜休園。入園無料。