イルミネーションイベント「本当のクリスマスに出逢(であ)える場所 フェスタ・ルーチェ」が11月3日、テーマパーク「和歌山マリーナシティ」(和歌山市毛見)で始まった。
ヨーロッパの街並みを再現したエリア「ポルトヨーロッパ」を会場にする同イベントは、2017(平成29)年から開催。今年は世界8カ国で同時開催するイルミネーションイベント「LUMAGICA(ルマジカ)」をテーマとする。同イベントと同じイルミネーションを点灯。開催各国で使えるグローバルシーズンパスも販売する。
園内では、白い光で包まれた噴水広場やクリスマスツリー、シャボン玉に色とりどりの光を当てるショーを用意。そのほか、スマートフォンでQRコードを読み込み、カメラをかざすと夜空を駆けるサンタが現れるなど、AR(拡張現実)技術を使った演出を3カ所で楽しめる。
初日は、3年ぶりに点灯式を開き、点灯と同時に花火を打ち上げた。11月と12月の土曜・日曜・祝日(12月は金曜も)はクリスマスマーケット、11月19日・26日と12月3日はランタンを空に浮かべる「スカイランタンフェス」などのイベントを開く。
同実行委員会会長の古澤良祐さんは「点灯式では、皆さんがマスクの下で笑顔になったことが伝わってきてうれしかった。この冬一番の思い出を作ってほしい」と呼びかける。「今回はARでフェスタ・ルーチェに隠されたもう一つの物語をつづっている。見えている光だけではなく、その裏では小人たちがプレゼントを用意してサンタが配っているかもしれない。そんな見えない物語にも想像を巡らせてほしい。SNSでは感じることができない生の体験、さらにその向こう側にあるストーリーを感じてもらえたら」とも。
開園時間は17時~21時(12月1日~24日の金曜・土曜と12月25日は17時~22時)。 12月31日までは毎日開催。1月2日~2月12日は土曜・日曜・祝日のみ営業(1月2日・3日は営業)。当日入場券は、大人=1,500円、中学生以下=800円。
※クリスマスマーケット開催曜日および開園時間を修正しました(2022年11月5日13時30分)