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和歌山・田辺が舞台の漫画「なおくんと和歌山おやつ。」刊行 地元菓子を紹介

書店に並ぶ「なおくんと和歌山おやつ。」(写真提供=宮脇書店和歌山店)

書店に並ぶ「なおくんと和歌山おやつ。」(写真提供=宮脇書店和歌山店)

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 和歌山の菓子が登場する漫画「なおくんと和歌山おやつ。」が12月7日、刊行された。発行は「三交社」(東京都台東区)、電子配信は「メディアソフト」(東京都台東区)。

漫画家monacaさんの執筆風景(本人提供)

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 両親の海外転勤で和歌山の祖父母と暮らすことになった小学生「なおき」の田舎暮らしを、初めて見る地元の銘菓や手作りおやつなどを通じて描く同漫画。おやつレシピや田舎暮らしをつづったエッセーも収録する。作者は田辺市出身の漫画家monaca(もなか)さん。

 作中には、「三万五千石本舗」(田辺市秋津町)の「岩しみず」、「七福堂」(新屋敷町)の「田辺っ子」、「福菱」(白浜町)の「かげろう」、「香梅堂」(新宮市大橋通3)の「鈴焼」など、地元銘菓のほか、南高梅シロップのかき氷やしらすとしそのピザ、イモ入りの茶がゆなど、手作りおやつも登場する。

 monacaさんは「実際に地元にある菓子を描くことで『漫画に出て来たものを実際に食べられる』『漫画のキャラクターと一緒に食べている気分になれる』といった追体験もできると、ふるさとの菓子を中心に、自宅で再現可能な食べ物を題材にした。本作が他府県の人に和歌山のお話のするきっかけとなればうれしい。まだまだ紹介し足りない和歌山の魅力はぜひ皆さまから発信してもらえたら」と話す。

 価格は715円。112ページ。 全国の書店、オンラインストアで販売する。

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