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「和歌山市地域フロンティアセンター」でAED講習会 市民らが企画

フロンティアセンター前で参加を呼びかける(左から)楠本さん、池田さん、幸前さん

フロンティアセンター前で参加を呼びかける(左から)楠本さん、池田さん、幸前さん

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 「AED(自動体外式除細動器)を体験してみよう」が8月27日、商業施設「フォルテワジマ」(和歌山市本町2)6階の和歌山市地域フロンティアセンターで開催される。

講習会で使用するトレーニング用自動体外式除細動器(AED)

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 主催は、和歌山市市民公益活動登録制度に登録する約500団体のうち120団体ほどが参加し、ボランティア活動の活性化および公民協働の推進を目的に活動する和歌山市NPO・ボランティア推進協議会。「和歌山市 NPO・ボランティアパワーアップセミナー」として、災害時ボランティア活動や広報活動などの講習会を行っている。AEDの講習は初。

 一般社団法人和歌山市消防協会(七番丁)の講師が人工呼吸などの心肺蘇生法、AEDの取り扱いなどについて講習を行う。受講後、参加者は訓練用AEDを使い模擬体験ができる。

 事務局長の楠本純さんは「市内の高校生が講習を受けた経験から、とっさの心肺蘇生法で祖母の命を救ったケースがある。練習すれば、いざというときに体が動く。AEDの使い方やそれまでの流れなどをしっかり学んでほしい。受講経験がある人も、忘れないよう、再受講してもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は13時30分~15時。参加無料。定員は20人。申し込みは8月20日まで。

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