「暮らしと駅からみえるまちづくりシンポジウム」が9月2日、由良町中央公民館(由良町網代)で開催される。主催は、由良町、和歌山大学紀伊半島価値共創基幹。
まちづくりと駅をテーマにした同シンポジウム。第1部は、同大学の西川一弘教授が「駅の多面的な価値」をテーマに講演を行うほか、「ジェイアール西日本コンサルタンツ」の福山和紀さんが「駅からはじまる地域づくり」をテーマに講演を行う。
第2部は「暮らしと駅からみえるまちづくり」をテーマにしたパネルディスカッション。パネリストは、福山さんのほか、岡本圭剛由良副町長、同町家庭教育支援チーム「ゆらっこハート」訪問支援員の安達麻理子さん、同町ジュニアリーダークラブ「ゆらっこ育成会」の岡孝之輔さん、里村優奈さん。
西川教授は「駅は列車の乗降以外にも、人と人をつなぐ。駅の在り方を鉄道会社だけの問題として捉えず、街の顔、街の機能としてさまざまな人たちと考えたい」と話す。「県内では湯浅駅がリニューアルし、注目を集めた。県外の事例にも目を向け、改めて街と駅の関係性を見直すきっかけになれば」とも。
開催時間は13時30分~16時。参加無料。定員100人。