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真田幸村のゆかりの地・九度山町で楽市楽座-大坂の陣400年で

「真田のみち」の愛称で親しまれる九度山町商店街

「真田のみち」の愛称で親しまれる九度山町商店街

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 戦国武将・真田幸村が関ヶ原の戦い以後、隠居生活を送った九度山町の商店街で10月11日、「第2回九度山まちなか楽市楽座」が開かれる。主催は九度山町、和歌山県、南海電気鉄道、九度山商工会議所で構成される「九度山町まちなか活性化協議会」(九度山町役場産業振興課内、TEL 0736-54-2019)。

真田幸村の赤と六文銭を使ったチラシ

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 同イベントは昨年10月27日に開催し2千人を集客した。幸村にちなんで「真田のみち」の愛称で呼ばれる商店街に、16世紀に開かれた自由市をしのぶ特産品店や飲食店など20店舗が出店する。

 真田幸村は信濃国上田(現在の長野県)城主・真田昌幸の次男で、大坂の陣では真田の赤ぞろえと呼ばれる赤い鎧を身にまとい、徳川家康軍を相手に果敢に戦ったことで有名な戦国武将。関が原の戦いで味方についた西軍が東軍に敗れたことで、九度山へ配流を命じられ隠居生活を送っていた。2016年1月から放送されるNHK大河ドラマ「真田丸」の主人公。

 「甲冑をまとった武者による出陣式も行います。姉妹都市の上田市からも甲冑隊がおいしいリンゴを携えて駆けつけてくれます」と、九度山町役場産業振興課の田村宏さん。「今年は大坂夏の陣から400年の節目。町全体で盛り上げていきたい」とも。

 同日は語り部による名所案内も聞くことができる「九度山歴史ウォーク」(中学生以上800円)や、12時30分からはふるさとセンターで「九度山・真田フォーラム2014」(2,000円)を開く。同商店街を中心に12月31日まで、「真田幸村スタンプラリー」も開催中で全11カ所のスタンプを集めた人に「幸村茶」を進呈する。

 開催時間は10時~16時。

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