屋外マーケットイベント「Arcade(アーケード) in 那智勝浦 2023」が10月7日・8日、勝浦漁港(那智勝浦町)で開催される。
「次世代が暮らしたいと思える理想の街をつくろう」がテーマの同イベント。県内外から事業者を招き、2日間限りの商店街を展開する。2015(平成27)年から2017(平成29)年の3年間は海南市で開催した。2019年は、那智勝浦町で開催し、約1万人が来場した。今回は4年ぶりの開催となる。
出店数は前回の1.5倍の約90店。飲食、雑貨、衣料品、本、植物などの販売店が軒を連ねる。このほか、子ども向け体験イベント、サウナ、ライドツアー、遊覧船クルーズ、音楽ライブ、ラジオの公開収録、花火の打ち上げも行う。
県内の飲食店は、おにぎり専門店「むすび家」(和歌山市福町)、ベーカリー「チックタック」(園部)、「もみのき食堂」(紀美野町西野)、ハンバーガー店「Fitam」(由良町衣奈)、「古座川ジビエ山の光工房」(古座川町月野瀬)など。県外は「オオヤコーヒー焙煎所」(京都)、菓子店「バターのいとこ」(栃木)、カフェ&雑貨「amijok」(長野)など。このほか、「石田延命所」の廃材を使ったアート展示、「田並劇場 + tacota」による「死者の日仮面」作り、「manma place / めぐみと森のようちえん」の親子造形遊びワークショップ、「笑達 &NIGAOE」の似顔絵コーナーなども用意する。
実行委員の柏原誉さんは「地元の人の協力があり、にぎわいを歓迎してくれてうれしい。クルーズやキャンプ、サイクリングなど、この地域ならではのコンテンツをさらに追加した。コロナで失われた経験のチャンスがたくさんある。イベント運営のサポーターも募集しているので、学生などさまざまな人にこの機会を生かしてもらえたら」と話す。
開催時間は、7日=10時~20時、8日=9時~18時。入場無料。