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和歌山経済新聞が10周年 12月に記念イベント

(左から)和歌山経済新聞の平野編集長、編集部メンバー

(左から)和歌山経済新聞の平野編集長、編集部メンバー

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 和歌山経済新聞(以下、和歌経)が10月25日、創刊10周年を迎えた。運営はコワーキングスペース「CONCENT(コンセント)」(和歌山市万町)を経営する「Loocal(ルーカル)」(同)。

「毎日新聞」地域欄に連載する「わかまち」

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 和歌経は2013(平成25)年10月、東京都渋谷区に本部を置く「みんなの経済新聞ネットワーク」82カ所目の編集部として開設。和歌山市を中心に、県内全域のビジネス&カルチャーニュースを平日1本配信。「ハッピーニュースを届ける街の記録係」を合言葉に、これまで2400本以上を配信してきた。2017(平成29)年11月からは毎日新聞和歌山支局と提携し、同紙日曜版の地域欄に1~2本の記事を紹介する「わかまち」を連載している。

 和歌経編集部は現在、約10人の有志メンバーが所属。2020年以降はコロナ禍でオンライン会議が日常化したことをきっかけに、海南市、紀美野町、紀の川市、田辺市、那智勝浦町など県内各地に記者が誕生した。

 創刊10周年を記念し、12月9日は和歌山城ホール(和歌山市七番丁)でイベントを開催する。前半は、平野隆則和歌経編集長と毎日新聞の福田隆和歌山支局長が1年間のニュースを振り返る。後半は、ウェブメディアや紙媒体の企画・編集・執筆を手がける編集プロダクション「ノオト」(東京都品川区)の宮脇淳社長を招き、「#ライター交流会」を開く。

 平野編集長は「10年間、街の記録係としての活動を振り返っても、やっぱりローカルニュースは面白い。マスメディアが取り上げる派手で大きな話題の影や裏で、目立たない小さなニュースも当事者にとっては一生に一度の大切な出来事。ハッピーニュースの仕掛け人たちの思いを読者に届けていきたい」と話す。

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