和歌山県と「ローソン」のコラボ商品「フルーツサンド 有田みかん&キウイ」の販売が10月31日、近畿2府4県で始まった。
有田地域で栽培されたミカンをヨーグルト入りチーズクリームとパンで挟んだ同商品。価格は430円。約1カ月間の期間限定販売商品。
県は企業とのタイアップ商品作りを通じて広く県産食材をPRし、イメージアップとファン作りに取り組んでいる。同社とは2003(平成15)年から県産食材を使った商品を販売する。同商品が27品目。
和歌山県によると、2022年のミカン収穫量は、15万2500トンで19年連続全国1位。全国収穫量の20パーセント以上を占める。温暖な気候と水はけの良い傾斜地などで栽培されたミカンは、糖度が高いという。
県食品流通課の木村夏純さんは「フルーツサンドにしたことで、より気軽に食べられる。コンビニ・スイーツで旬を迎えた『有田みかん』を味わってほしい」と呼びかける。