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和歌山県産「ウンシュウミカン」を使った「野菜生活100」、期間限定で全国販売

今季の販売が始まった「野菜生活100 有田みかんミックス」

今季の販売が始まった「野菜生活100 有田みかんミックス」

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 「有田みかん」果汁を使った「野菜生活100 有田みかんミックス」の今季の販売が10月31日、全国の量販店やコンビニエンスストアで始まった。

有田市のミカン畑をデザインしたパッケージ正面と「きいちゃん」やミカンを描いた側面

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 同ジュースは、20種類の野菜汁50%、リンゴ、レモン、ミカンの果汁50%を配合。ミカンは、和歌山県産「有田みかん」ブランドのウンシュウミカンを使う。和歌山県が県産ブランドの向上を図り、販路を開拓しようと食品メーカーに行う県産品活用の提案から生まれた商品の一つで、2017(平成29)年にカゴメ(愛知県)が販売を始めた。

 パッケージの背景は、山側から見た有田市のみかん畑。パッケージ側面では、和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」やミカンのイラストと共に、2021年2月に日本農業遺産に認定された「みかん栽培の礎を築いた有田みかんシステム」を紹介する。

 「カゴメ」によれば、商品コンセプトは、地域の味を全国の人に楽しんでもらう「地産全消」。「有田みかんミックス」は甘さとコクのある「有田みかん」の味わいに仕上げ、朝食やリフレッシュしたい時にお薦めという。

 SNSでは箱買いした写真などと共に「今年もカゴメ野菜生活100有田みかんミックスの季節が来たぞ!!!!!!全人類買おう!!!」「やっと届いたー!今年も風邪予防でたくさん飲むぞー」(以上原文ママ)などの声が寄せられている。

 県食品流通課の木村夏純さんは「『有田みかん』は全国でも知名度が高い。有田地域で栽培したミカンの総称のため、さまざまな品種があり、味わいもさまざま。400年以上続く産地の生産者は知識が豊富で、栽培の技術の高さがブランドを支えている。『有田みかん』は9月から12月にかけて店頭に並ぶ。ジュースの次は果実を手に取ってもらえたら」と話す。

 販売は1月中旬まで。

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