和歌山城の元・外堀だった市堀川北側の市営駐車場周辺(福町)で10月18日、手作り市「ポポロハスマーケット@MIZUBE」が開かれる。主催は、リノベーションスクール和歌山の参加者を中心とする実行委員会。
今年5月18日の春開催に続き2回目。前回はクラフトマーケット「マルシェ・ド・プティパ」と同時開催で、ぶらくり丁と北ぶらくり丁を会場に約1万人を動員した。今回は出張マーケットとして、会場を商店街から市堀川沿いに移して開く。
実行委員会代表の吉川誠人さんは「中心市街地を流れる市堀川にフォーカスすることで、市民にもっと水辺を意識してもらいたい。水質汚染がひどい時期に比べればきれいになったものの、外堀はいまだに汚いというイメージが強い。これをきっかけに、川に対する意識が少しでも変われば、将来的にきれいな川に戻っていくのでは」と話す。
当日は、前回好評の手作りピザに加え、手作り雑貨、フェアトレード商品、子ども向けにお絵描きコーナーなどを設ける。川を楽しむコンセプトから、カヌー体験コーナーも初めて設置する。
同日、和歌山市内で開催されるイベントとのコラボ企画も用意する。90店以上が参加する食べ歩きイベント「第7回わかやま城下町バル」のチケットは、手作りピザコーナーでも使えるほか、夜は和歌山城のキャンドルイルミネーションイベント「竹燈夜」に合わせ、川沿いの遊歩道に竹灯籠を設置する。
吉川さんは今後の展望について、「ぶらくり丁で毎月、ポポロハスマーケットを開催したい」と意欲を見せる。
開催時間は、昼の部=11時~16時。夜の部=17時~21時。雨天決行。