和歌山城(和歌山市一番丁)で現在、紅梅の花が来園者の目を楽しませている。
和歌山城公園の敷地面積は20万4500平方メートル。照葉樹の森があるほか約600本のソメイヨシノ、ツツジ、アジサイ、モミジなど多くの植物が植わり、四季折々の変化が楽しめる。
ほかの梅に先駆けて咲く西の丸広場の紅梅が開花。鮮やかに咲く赤い花に足を止める来園者の姿が見られた。和歌山城整備企画課の西林達矢さんによると、梅の花は例年は2月中旬まで見られるという。園内に植えられた約1万株のスイセンは現在、日当たりよい一の橋付近で咲き始めている。
西林さんは「梅の花は先週あたりから咲き始めた。西の丸広場の紅梅と伏虎像の前の白梅、両方の散策を楽しんでほしい。インバウンドで訪れた外国人旅行者も梅の花を楽しんでくれている。暖かい日が多いので和歌山城公園で移りゆく季節を感じてもらえたら」と話す。「天守閣では東京ガールズコレクション関連イベントでアート展示も行っている。散策と併せて楽しんで」とも。