ファッションイベント「TGC和歌山2024」が2月3日、和歌山ビッグホエール(和歌山市手平2)で開催された。
「和歌山ニット」製の6色ジャガードブランケットを持つゆうちゃみ・ゆいちゃみ姉妹
当日は、高さ1.8メートル、長さ29メートルのランウェイを総勢50人以上のモデルが歩くファッションショーのほか、ミュージシャンらがステージでライブを行った。テーマは「With PRIDE」。14時の開演から閉演まで4時間30分の間、会場は熱気に包まれた。当日は、和歌山市、有田市、御坊市、かつらぎ町でパブリックビューイング、4日に白浜町、新宮市でアフターイベントを行った。
中条あやみさんが全身黒の衣装に身を包み、ランウェイを歩いて、開幕を飾った。続いて新川優愛さんらが登場。池田美優(みちょぱ)さんら人気モデルのほか、動画配信者やミュージシャンらが次々に登場した。
和歌山県や和歌山市、地元企業のステージには、県出身者が出演。ゆうちゃみさんとゆいちゃみさんは、天野喜孝さんとコラボした「和歌山ニット」のブランケットをステージで広げ、笑顔を見せた。和歌山ニットのトップスを着用した女優・岡本玲さんは「和歌山ニットはとてもやわらかくて滑らかで着心地がいい。地元の和歌山市に戻れたこととTGC和歌山が盛り上がってくれたことがうれしい」と話した。2020オリンピック競技大会スケートボード女子パーク金メダリストの四十住さくらさんは、スケートボードに乗ってランウェイを滑走。スケートボードを掲げて、笑顔を見せた。四十住さんは「初めてのランウェイをスケートボードで滑ることができて、楽しかった」と話す。
2025年大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」、菓子チェーン「青木松風庵」(大阪府)の「つきろーくん」、白浜アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ「すみれ」などのキャラクターも駆け付け、ステージを盛り上げた。
フィナーレでは、白のジャケットとロングスカート、シルバーの靴で衣装をそろえた中条さんと新川さんを先頭に、出演モデルらがランウェイを歩いた。
中条さんは「2回目だが今回も楽しませてもらった」と笑顔。新川さんは「初めてのTGC和歌山だったが、お客さんが温かくて、楽しく歩けた」と話す。