和歌山県産南高梅を使った炭酸飲料「三ツ矢 芳醇(ほうじゅん)南高梅」と「ウィルキンソンタンサン ウメ」の販売が2月20日、全国の量販店やコンビニエンスストアなどで始まった。製造・販売は「アサヒ飲料」(東京都墨田区)。
同社は2013(平成25)年の「三ツ矢梅」発売以降、和歌山県協力商品として14品を発売している。和歌山県はタイアップによる商品作りを通じて、広く県産食材をPRし、イメージアップとファン獲得に取り組む。
「三ツ矢 芳醇南高梅」(500ミリリットル、希望小売価格=160円)は、南高梅果汁とピューレ、エキスを配合。パッケージには、「三ツ矢」の矢羽根ロゴの上に100年以上、地域で栽培され続ける梅を現す「百梅」の文字と南高梅のイラストをあしらう。「ウィルキンソン タンサン ウメ」(同、110円)は、南高梅のエキスを配合。パッケージは金色の背景に南高梅のイラストを添える。
和歌山県食品流通課の木村夏純さんは「三ツ矢梅は、南高梅の深みある味と豊潤な香りをしっかり感じる。ウィルキンソンタンサンは無糖で炭酸の刺激を感じ、スッキリしている。飲み比べて違いを楽しんでほしい」と話す。
販売期間は、「三ツ矢 芳醇南高梅」は通年、「ウィルキンソン タンサン ウメ」は5月末まで。