「市制施行70周年記念事業 令和6年度市民教養講座」が6月29日、御坊市民文化会館(御坊市薗)で始まる。主催は御坊市と御坊市教育委員会。
年5回開催を予定し、毎回、異なる講師が生涯学習・教養をテーマに講演する。6月29日は気象予報士の正木明さんが「自然災害から自分の身を守るには」、9月21日はテノール歌手の秋川雅史さんが「夢のある人生」、11月16日は俳優の高橋英樹さんが「桃太郎芸能人生を語る」、1月18日はITエバンジェリストの若宮正子さんと御坊市出身の税理士・笹圭吾さんが「人生100年時代の創生~コンピューターが人生を変えた~」、2月8日は俳優・研究者のいとうまい子さんが「『学び直し」のすすめ~新たなキャリアを切り拓(ひら)く~」と題し、それぞれ登壇する。
同講座は市制25周年の1979(昭和54)年に始まり、コロナ禍の2020年(令和4)度を除き、毎年開催してきた。市よれば、昨年度は延べ3127人が受講したという。
御坊市教育委員会生涯学習課の前田和彦さんは「スポーツ、健康、人権、文化、政治、経済などさまざまなジャンルから偏らないように、運営委員が講師を選定している。各界で活躍する多彩な講師から学び、教養を深めてもらえれば」と話す。
チケットは5回通しで3,000円。御坊市民文化会館と公民館で販売する。