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和歌山の「ぶんだら節」で大名行列を再現 一般と親子参加を受け付け

2023年の紀州おどりでの大名行列で、かごから手を振る姫役の子ども

2023年の紀州おどりでの大名行列で、かごから手を振る姫役の子ども

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 和歌山市は8月3日開催の「第56回紀州おどり『ぶんだら節』」の大名行列参加者を現在、募集している。

2023年の紀州おどりの大名行列参加者

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 募集定員は、一般参加が20人、親子参加が10組20人。一般参加の配役は、侍、御駕籠之者(おかごのもの)、中間(ちゅうげん)、挟箱(はさみばこ)持ち、槍(やり)持ち。親子参加は、子どもが紀州藩主や姫、先払い、小姓、近習(きんじゅう)を、保護者が御駕籠之者や中間を務める。

 同市は文化庁の「Living History(生きた歴史体感プログラム)促進事業」を活用し、2021年に「南紀徳川史」を基に江戸時代の紀州藩の衣装と大名駕籠を復元した。「紀の国わかやま文化祭」や「和歌祭四百年式年大祭」「紀州おどり『ぶんだら節』」で行列を再現してきた。

 市文化振興課の西浦敏充さんは「昨年は54人から応募があった。特に倍率が高いのは藩主役。参加者には毎年、とても好評。歴史体験を通じて夏の思い出づくりをしてほしい」と話す。

 参加費は、一般=1人2,000円、親子=1組4,000円。7月7日までに、市ウェブサイトの予約フォームで申し込む。配役は第3希望まで受け付ける。定員を超える場合は抽選。

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