食べる

和歌山・ぶらくり丁にたこ焼き店「鉄板ヤード」-場外馬券場効果で集客が2倍に

瀬戸口さんの友人が描いたという看板

瀬戸口さんの友人が描いたという看板

  • 0

  •  

 和歌山城近くの商店街ぶらくり丁にたこ焼きダイニング「鉄板ヤード」(和歌山市中ノ店中ノ丁、TEL 073-425-6313)がオープンして3カ月たった。経営はNKP(愛知県名古屋市)。

一番人気のソース味のたこ焼き

[広告]

 同社社長の友人で、同店を共同運営する「MUSIC YAAD(ミュージックヤード)」(本町2)店主の瀬戸口敦さんは「和歌山でも飲食店をやってみようという話で盛り上がり出店した。気軽に入れてたこ焼きが食べられる店をこの商店街に作りたかった」と開店の経緯を話す。「和歌山市の中心商店街なので、この通りをにぎやかにしたい」とも。

 店内は椅子のないハイカウンターと11席のテーブル席で、店舗面積は12坪。近隣には、今年10月22日にオープンした場外馬券場「DASH(ダッシュ)和歌山」がある。

 「平日と祝日の日中が最も来客がある。場外馬券場のオープン後は、多い日で60人近い利用も」と店員の岡畑佳樹さん。「8割ぐらいはイートインで、レースのある日は男性一人客が多い。逆に土日はイベントがないと人通りは少ない」と話す。

 同場外馬券場を経営するキャンター社長の細川正三郎さんによると、「1日1000人来場が目標。土日の営業を行っていないため、祝日の来場者が多い。多い日で600人くらい、平均すると1日300人くらい。ナイターが好評で、金曜日のナイターは仕事帰りのサラリーマンの利用も多い」とのことで、「場外馬券場のオープンによって同店の集客は2倍くらいになった」(岡畑さん)という。

 メニューはたこ焼きが6個の小(380円)、8個の中(480円)、10個の大(680円)の3サイズ。たこせん(150円)、洋食焼き(250円)、焼きそば・焼きうどん(500円~)、ホルモン焼き(580円)など。テークアウトもできる。

 ドリンクメニューは生ビール(450円)、焼酎や酎ハイ、日本酒・世界一統(以上350円~)、ウーロン茶、ラムネ、オレンジジュース(以上200円)などをそろえる。

 「実は場外馬券場のことは店をオープンした後で知って驚いた」と瀬戸口さん。「たこ焼きは『カリトロ』を意識している。立ち飲みもできるので1人でも気軽に立ち寄ってほしい」と呼びかける。

 営業時間は12時~20時。月曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース