商業施設「ガーデンパーク」内の書店「TSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店」(和歌山市松江向鵜ノ島)は11月30日、電子書籍端末「kobo」の取り扱いを始める。
TSUTAYA WAY ガーデンパーク和歌山店が10月30日から扱う「Kobo」
アマゾンの電子書籍端末「Kindle Paperwhite」のテレビCMの影響などもあり、電子書籍の知名度は、現在急速な伸びを見せている。楽天の発表によると、プロ野球の優勝セールでkoboも販売台数を伸ばしたという。
「kobo」の販売に踏み切った背景について、同店スタッフの岩瀬竜太さんは「正直、電子書籍にはいいイメージを持っていなかったが、研修で実機を触ってみて考えが変わった。画面を長時間見ていても疲れがなく、紙の書籍に慣れ親しんでいる私でも違和感なく読むことができた。電子書籍を本屋の商売敵と見るのではなく、時と場合によって紙の書籍と電子書籍を使い分けていただければ」と話す。
「和歌山県内の書店店頭での電子書籍の販売は、私が知る限り今回が初。リアル書籍と電子書籍、相乗効果で『本を読むこと』に興味を持ってくれる方が増えてくれれば」と岩瀬さん。
24時間営業(30日の取り扱いは10時から)。