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JA「わかやまジンジャーエール」に新商品 和歌山県産のジャバラ果汁使う

6月1日に発売された「じゃばらしみ透る Wakayama GingerAle」

6月1日に発売された「じゃばらしみ透る Wakayama GingerAle」

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 JAわかやま(和歌山市栗栖、TEL 073-471-3731)は6月1日、炭酸飲料「じゃばらしみ透るWakayama GingerAle(わかやまジンジャーエール)」を発売した。

ジャバラを使用したジンジャーエールをPRするのぼりを店頭に立てる「愛菜(あいさい)てまりっこ しかごなかのしま店」

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 和歌山市を中心とするエリアで収穫された新ショウガと、かんきつの一種であるジャバラを使用する同商品。2010年に同組合と商工会議所などが連携して開発した「生姜丸しぼり Wakayama Ginger Ale」シリーズの第4弾で、年間12万本の生産を予定している。

 ジャバラの生産量は和歌山県が全国1位で、全国シェアは約85%。2012年には91トンを出荷している。紀伊半島中央部に位置する北山村に原木があり、現在では県内各地で栽培。ユズやカボスのように皮の部分を使う香酸(こうさん)かんきつで、同商品には皮ごと搾った果汁を3%使う。

 商品開発のきっかけについて、井上恵蔵常務理事は「さまざまな世代の人に愛飲してもらうため、ヘルシーなイメージがあり、県の特産品でもあるジャバラを活用することに決めた」と話す。新ショウガとジャバラとの相性について「ジャバラのまろやかな風味と程よい酸味や苦みに、新ショウガの辛みがとてもよく合う」と自信を見せる。

 発売日当日に専用の売り場を設けた農産物直売所「愛菜(あいさい)てまりっこ しかごなかのしま店」の担当者は「このジンジャーエールシリーズは自宅用にはもちろん、ギフトとしてもよく売れる。この新商品は爽やかな味が夏にぴったりだと思うので、たくさんの人におすすめしていきたい」と笑顔を見せた。

 価格は180円。わかやま農業協同組合の直売店のほか、県内のスーパーやコンビニエンスストアで販売している。

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