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和歌山・高野山大学で「美坊主」コンテスト 「曼荼羅祭」の一環、女装コンテストも

曼荼羅祭オープニングイベント、恒例の餅投げ

曼荼羅祭オープニングイベント、恒例の餅投げ

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 高野山大学(伊都郡高野町)で10月31日・11月1日、大学祭「曼荼羅(まんだら)祭」が開催される。

美坊主コンテストのパネル

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 1886(明治19)年、古義真言宗大学林として創設された同大学。キャンパスは標高約820メートルに位置し、世界遺産に指定された環境と歴史的伝統の中で、密教・仏教の学術研究を行っている。

 「曼荼羅祭」は例年11月第1週に行われる大学祭で、開会式後に行われる縁起物の餅まきで始まる。丼早食い競争やカラオケ大会、音楽ライブなどが行われる。2日目には女装コンテスト、吉本芸人によるステージライブが行われ、オープンキャンパスには全国から入学を希望する中高生と保護者が訪れる。大学祭の締めくくりは、恒例のビンゴ大会を行う。

 全国から寺院子弟や僧侶を目指す学生が多く集まることから同学祭では期間中、「美坊主コンテスト」を開く。両日、会場内に写真パネルを設置し、「美坊主」にふさわしい候補者への投票を呼び掛けるという。

 実行員長で密教学科2回生の向井崇真さんは「今年も他薦で集まった『美坊主』20人がエントリーする。ぜひお気に入りの美坊主に投票してほしい」と話す。「今年は模擬店の出店数や種類にも力を入れた。出店グランプリで優秀店を表彰するので、みんな張り切っているようだ」とほほ笑む。

 野田悟助教は「本学の学園祭は地域密着。青年団が出店したり、飲食店に食べ物を提供してもらったりと、町の皆さまに支えられている。餅まきやビンゴ大会は地域住民も楽しみにしており、家族みんなでやって来る。ちょうど紅葉も見頃を迎えるので、紅葉狩りついでに立ち寄ってもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10月31日=11時~18時、11月1日=10時~18時45分。

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