和歌山城近くのシェアキッチン「PLUG(プラグ)」(和歌山市万町)で12月12日、ファイナンシャルプランナーによる相談会「FPカフェ」が開催される。主催はFPファーム和歌山支部。
同団体は大阪市で2005年に結成された非営利法人。約20人のFP技能士が所属し、セミナーや相談会を開催している。
和歌山支部代表で2級FP技能士の北野祐大さんは1982(昭和57)年生まれの33歳。保険会社勤務を経てFPの資格を取得し独立し、同団体の会員になった。「FPになったきっかけは祖母の死。家族のために独自の『エンディングノート』を残してくれた。そのノートにとても救われて資産管理の大切さを感じた」と振り返る。
初開催の「FPカフェ」について「保険やローンのことを中立的に相談できる窓口は非常に少ない。保険の見直しなど小さな悩みから、住宅ローンの借り換えによる負担軽減まで気軽に相談してほしい」と北野さん。「10年後、20年後、30年後にどんな生活を送りたいか。長期的なライフプランを一緒に考えましょう」と呼び掛ける。
開催時間は13時~16時。相談無料。