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和歌山市中央卸売市場で「市場まつり」 チャリティー競り体験も

ステージで行われた「市場の競り体験」

ステージで行われた「市場の競り体験」

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 南海フェリー和歌山港近くの「和歌山市中央卸売市場」(和歌山市西浜)で12月6日、「第11回市場まつり」が開かれた。

青果などの即売会の様子

 同市場は1974年に設置・開業した公設の卸売市場。野菜、果実、加工品を扱う青果部、生鮮水産物と加工品を扱う水産部がある。敷地面積は約4万坪。

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 「市場まつり」は年に一度、卸売業者と仲買業者が取引する中央卸売市場を一般開放するイベント。当日は、周辺道路に渋滞が起きるほどの盛況ぶりを見せた。

 即売コーナーでは野菜、果物、魚介を販売し、マグロやアンコウの解体ショーを行った。恒例の大鍋コーナーでは、クエ鍋やアンコウ鍋、カニ鍋、フグ鍋など、8種の鍋料理を器に取り分けて販売。特設ステージでは、演奏会やコンサートを開いた。

 同市場協会の廣田省三さんは「この日を楽しみにしてくれている人がたくさんいて、1200台の駐車場があっという間に満車になった。即売コーナーを目当ての人も多く、入れ替わりも激しい。家族連れも多いので、毎年2万人くらいの来場がある。一番人気はクエ鍋。9時頃から行列ができて、あっという間に売り切れてしまった」と話す。

 今年は新たに「市場競り体験」を行った。同市場で果物、野菜、魚介を扱う三社がステージに上がり、「田村みかん」、「デコポン」、「下仁田ネギ」、サツマイモの「紅はるか」、タラバガニなどが競りにかけられた。競り人の威勢の良い掛け声で競りが始まると、来場者が次々に手を挙げた。競りは流通価格の3分の1ほどの価格で、一定の金額に達するとジャンケンで落札者が決められた。

 タラバガニを落札した和歌山市内在住の男性は「昨年もこの祭でタラバガニを買ったが、今年は6,000円も安く手に入った。正月に家族と焼きガニを楽しみたい」と笑顔を見せる。

 売上金は、「第30回wbsラジオチャリティミュージックソン」(和歌山放送)に寄付し、障がい者向けの信号機に取り付ける音響装置などに充てられる。

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