![スポンサー制度で集まった雑誌の書架](https://images.keizai.biz/wakayama_keizai/headline/1460036222_photo.jpg)
橋本市図書館(橋本市東家1、TEL 0736-33-0899)が3月19日、寄贈雑誌棚を設置し、スポンサー制度で集まった雑誌・新聞の閲覧対応を始めた。
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同制度は図書館が希望する雑誌や新聞の購入代金をスポンサーが負担するもの。県内では2015年から、和歌山市民図書館と田辺市立図書館が導入している。
同図書館では昨年12月から、雑誌25誌と新聞2紙のスポンサー募集を開始。3月には雑誌8誌、新聞2紙のスポンサーが決まり、新しい本棚を設置した。最新号には透明なカバーを掛け、スポンサーとなった企業・店舗・個人名を表記する。
現在設置している雑誌は、「こどものとも」シリーズ4誌、「かがくのとも」「Kodomoe」「旅の手帖」「鉄道ジャーナル」「スクリーン」など。新聞は「読売KODOMO新聞」「読売中高生新聞」。4月からは和歌山県のスポーツ情報誌「Yell sports(エールスポーツ)和歌山」を設置する。
同館館長補佐の山本恵子さんは「利用者から『雑誌を増やしてほしい』と要望があり、アンケートで『読みたい』との声が多かった雑誌・新聞を選定して、スポンサーを募集した。現在は貸し出しできないが、バックナンバーが増えたら貸し出しも始めたい。引き続きスポンサーを募集するので、図書の充実にご協力いただければ」と呼び掛ける。
開館時間は9時~18時。月曜休館。