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和歌山・海南のダイニングカフェ「アンテナ」が100メートル西に移転

厨房はカウンタータイプに。店主の木下さん(左)とスタッフの上中さん(右)

厨房はカウンタータイプに。店主の木下さん(左)とスタッフの上中さん(右)

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 JR海南駅近くのダイニングカフェ「ANTENNA(アンテナ)」(海南市名高、TEL 073-488-4169)が移転して1ヶ月がたった。

海南チキンライス

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 店主の木下宗彦さんは2013年、故郷の海南に戻り、「人が集まる場所を作りたい」と海南駅前に店を構え約2年半の営業を経て、店の移転を決意。今年5月に約100メートル西に引っ越した。

 木下さんは「厨房と客席が離れていたため忙しくなるほど、お客さんとコミュニケーションがとれなくなるジレンマがあった」と話す。移転先を探していたところ、海南駅近くに内装が自由に変更できる半地下の物件が見つかったという。

 店舗面積は10坪でカウンター席10席、テーブル席8席。「店内は今後も少しずつ手を入れながら、成長していく店にしたいと思い、明るくシンプルな内装にした」と木下さん。前店のシンボルだったDJブースは移転後も設置する。

 メニューは、釜揚げしらすと小エビのアヒージョ(800円)、夏野菜のラタトゥイユ(500円)、魚介のピリ辛トマト煮(700円)、ゆずと山椒のペペロンチーノ(1,080円)、紅いカルボナーラ(1,280円)など。

 ドリンクは、生ビール(450円)、カンパリビア(700円)、アーモンドシェイカー(900円)などのアルコールのほか、カフェラテ(500円)、抹茶のチーズケーキ(500円)などのカフェメニューを用意する。このほか、旬の季節メニューを店内の黒板に掲載する。

 海南市在住という女性客の一人は「抹茶のチーズケーキなどスイーツもおいしい。スタッフも親しみやすく、近隣のお薦め店などの街の情報を教えてくれるので、この店を拠点にほかのお店に行くことも多い」と笑顔を見せる。

 木下さんは「料理や飲み物を楽しんでいただくことはもちろん、情報が集まり再発信されていく場所になるようスタッフ一同頑張ります」と意気込む。

 営業時間は18時~25時、ランチ(金曜のみ)=12時~14時。水曜定休。

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