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熊野本宮大社の「和の守」、12月から郵送授与へ デザインは荒木飛呂彦さん

「熊野の面は、自然への敬意と成長を意味するよう若い緑色の背景に熊野の象徴である『八咫烏』」(荒木先生コメント)

「熊野の面は、自然への敬意と成長を意味するよう若い緑色の背景に熊野の象徴である『八咫烏』」(荒木先生コメント)

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 熊野本宮大社(田辺市本宮町本宮、TEL 0735-42-0009)が12月1日、漫画「ジョジョの奇妙な冒険」作者の荒木飛呂彦さんがデザインしたお守り「和の守(わのおまもり)」の郵送授与を始める。

裏面は世界遺産のスペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」をデザイン

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 9月22日から授与を開始したお守りはこれまで、同大社でのみ対面授与していた。緑色を基調とし、大きさは縦9センチ、横6センチ。表には世界遺産の熊野古道と熊野の象徴の八咫烏(やたがらす)を描き、裏には親善関係にある世界遺産「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」(スペイン)をデザインした。

 お守りを手にした和歌山市在住の男性は「一見ではお守りとは思えない色とデザインの奇抜さで存在感がある。手にしてみたら大きかった」と話す。

 境内の鳥居の前では訪れたファンが同作のキャラクターのポーズ「ジョジョ立ち」で記念撮影する姿も見られた。名古屋・大阪・和歌山の3地域から訪れた男女3人は同作を通して知り合い、お守りを求めて参拝したという。小学生の息子と娘も同作のファンだという神戸の家族連れは、それぞれお気に入りのポーズを決めて記念撮影を楽しんでいた。

 同大社の岡崎崇さんは「『ジョジョの奇妙な冒険』は連載当初のファンから子どもまで幅広い世代に人気がある。当大社のお守りでも一番人気になった」と話す。

 初穂料は2,000円。社務所での授与は一人3体まで。郵送授与は1体まで。

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