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和歌山・下津の「蔵出しみかん」販売開始 「とれたて広場」にズラリ

年末に収穫し貯蔵した「蔵出ししもつみかん」

年末に収穫し貯蔵した「蔵出ししもつみかん」

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 海南市のファーマーズマーケット「とれたて広場」(海南市重根、TEL 073-487-0900)で1月15日、「蔵出ししもつみかん」の販売が始まった。経営は「ながみね農業協同組合(JAながみね)」。

とれたて広場で行われた「蔵出しみかん結団式」にはイメージキャラクター「文ちゃん」も

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 同ミカンは、12月に収穫した完熟ミカンを木造・土壁の貯蔵庫で温度と湿度を一定に保ち、糖や酸味がバランスよくなるまで貯蔵したもの。

 同市の下津地区は、ミカンの原種であるタチバナが初めて植えられたと伝わる「橘本(きつもと)神社」があり、「有田みかん」と並んで古い歴史を持つミカンの産地。

 15日は販売促進活動を行うキャンペーン隊が「蔵出しみかん結団式」を開いた。京都、大阪、東京などでPR活動を行い、北は北海道まで広く出荷する。

 同組合の谷口清誠さんは「関西の市場では年内は『有田みかん』、年が明けたら『しもつみかん』と言われ定番の商品になっている。今年は干ばつや秋の雨が多く、栽培は難しかったが生産者の皆さんの努力が実り、例年通りの甘くおいしいミカンをお届けできる」と話す。

 価格は10キログラムで4,000円。店頭では試食でき、全国配送も受け付ける。

 営業時間は9時~17時。水曜定休。販売は3月上旬まで。

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