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和歌山・紀三井寺で「初観音」 本堂で250人が無病息災祈願

「大般若経」を転読する僧侶たち

「大般若経」を転読する僧侶たち

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 紀三井寺(和歌山市紀三井寺)で1月18日、恒例の「初観音」が行われ、約250人の参拝者でにぎわった。

日本最大級という総漆金箔張大千手十一面観音菩薩像

 770年(宝亀元年)に唐の僧・為光上人が開いた同寺院は「紀州の3つの井戸がある寺」であることから紀三井寺と呼ばれる。正式寺名は「紀三井山金剛宝寺護国院(きみいさんこんごうほうじごこくいん)」。真言宗山階派だったが1951(昭和26)年に独立し救世観音宗(ぐぜかんのんしゅう)の総本山となった。仏殿には寄木造りの立像としては日本一の高さを誇るという全長12メートルの木造千手観音立像を安置する。

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 毎月18日は観世音菩薩の縁日で、1年で最初の縁日を「初観音」と呼ぶ。この日は、阪神淡路大震災や東日本大震災などの犠牲者に黙とうをささげた後、12人の僧侶が「大般若経」全600巻を頭上から繰り落としながら読む「大般若経転読法会(だいはんにゃてんどくほうえ)」が行われた。その後、参拝者は僧侶に経本を肩などに当ててもらう「お加持」を受け、1年の無病息災を願った。

 貫主の前田孝道さんは「観音さまからご縁とお守りをいただくことで生涯幸せに過ごせるといわれている。1年の初めにみなさんと一緒にお祈りできてうれしい。これからも元気で長生きされますように」とあいさつした。

 加持を受けた女性は「家族全員の洋服を持って来た。本人の代わりに服で加持を受け、1年間の健康を祈願した」と笑顔を見せていた。

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