和歌山・ぶらくり丁商店街の菓子店「almo(アルモ)」(和歌山市匠町)2階に5月5日、インターネットラジオ「ホンマルラジオ」和歌山支局が開局した。
同局はウェブサイトで音声コンテンツを無料で配信。「本気まるだしで本音を語る」をテーマに2015年に愛媛県でスタート。月間30万ページビュー、リスナーは約2万人。大阪、名古屋、沖縄などに支局を展開し、和歌山は5番目。
公募で選んだパーソナリティーは小学生から60代まで幅広い世代の24人。行政書士、英語講師、医師、ネイリスト、整体師、起業コンサルタントなど、さまざまな職種のパーソナリティーが話題を提供する。
同支局代表の中村美保さんは、アナウンサー経験を生かし2016年から大阪支局でゲストと対談する番組「ピンときてポン」のパーソナリティーを務める。中村さんは「一般的に言葉の制限があるメディアと違い、自由に表現できるので、笑いや学びが多い」と話す。
同支局のテーマソングは、地元高校生シンガー・ソングライターKiraraさんが歌う「帰る場所」。開局セレモニーでは全国から集まった100人以上のパーソナリティーの前で熱唱した。
共同代表の中村光宏さんは「地元のパーソナリティーのリアルな声を聞くことで、温かみを感じると思う。県外の人は、ふるさとに帰ってくるように聞いてもらえたらうれしい」と呼び掛ける。