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和歌山県庁に「きいちゃん食堂」 県産品の定食や390円弁当を提供

食堂入り口には2015年の紀の国わかやま国体で製作された木製の「きいちゃん」が飾られている

食堂入り口には2015年の紀の国わかやま国体で製作された木製の「きいちゃん」が飾られている

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 和歌山県庁の食堂(和歌山市小松原通1、TEL 073-432-4111)が6月12日、「きいちゃん食堂」にリニューアルした。

きいちゃん食堂で一番人気の「和歌山県産太刀魚の天ぷら定食」

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 開業当初から委託を受けていた「南陽食品」(和歌浦3)が2015年4月に撤退し、休業していた同食堂。引き継ぐ事業者の選定が難航し休業が続いていたが、今年に入って委託事業者の公募に4事業者が応募。同市内で食堂「ぶらくりきっちん」(米屋町)を経営し、食材卸や商品開発を手掛ける「フーズファイル」(築港3)と契約した。

 使う食材は県産品にこだわり、定食以外にも県内ではコンビニでも販売する人気の抹茶アイスクリーム「グリーンソフト」(180円)も提供。床面積は300平方メートルで、席数は約100席。

 メニューは「きいちゃん定食(日替わり)」、「紀州うめどり」を使った「チキン南蛮定食~湯浅醤油(しょうゆ)仕立て~」(以上690円)、「和歌山県産太刀魚の天ぷら定食」「和歌山産釜揚げシラス丼」(以上790円)、「赤玉たまご丼」(490円)、「紀州・梅うどん(冷)」(590円)など。持ち帰りの弁当(390円)も販売する。

 大里公子社長は「太刀魚の天ぷら定食が一番人気。『グリーンソフト』も職員さんがまとめて買ってくれて、よく売れている。県庁の駐車場が無料で使えるので、ぜひたくさんの人に県の食材を食べに来ていただければ」と笑顔を見せる。

 営業時間は開庁日の11時~14時。県庁職員以外も利用できる。

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