和歌山市の花山温泉近くの古民家「なるかみ茶屋」(和歌山市鳴神)で7月23日、「ENJOY(エンジョイ)なるかみ 浴衣de縁日&温泉&バル」が開催される。主催は「なるかみ楽しく盛り上げ隊」。
会場の「なるかみ茶屋」は築80年以上の民家。約60坪の平屋で敷地面積は約400坪。オーナーから同物件の管理を依頼された「エムズライフプロデュース」社長の福島美恵子さんが、今年1月から和室と庭の時間貸しを始めた。
敷地内の蔵には着物が保管されており、オーナーから「地域を盛り上げることに使ってほしい」と相談されたのをきっかけに、有志で「なるかみ楽しく盛り上げ隊」を結成し、着物で楽しむ祭りを企画。鳴神地区の「花山温泉」「宇都宮病院」と「紀伊風土記の丘」(岩橋)が賛同し地域の夏祭りになった。
当日は、「なるかみ茶屋」で浴衣や着物の着付け体験、金魚すくいやヨーヨー釣り、かき氷、和菓子、パフェなどが並ぶ縁日と、「農家Bar」によるイタリアンビュッフェ、剣術体験などを行う。
浴衣で訪れた参加者は、花山温泉の入浴料大人1,100円がワンコイン(500円)になるほか、宇都宮病院敷地内の多目的コミュニティースペース「なるコミ」の薬膳バル(男性4,320円、女性3,240円)は1,080円割引きにするなどの特典を用意する。
なるかみ楽しく盛り上げ隊代表の福島さんは「当日は市民にはおなじみの『和歌山港まつり花火大会』もあるので浴衣で楽しめる場所がもう1カ所あってもいいと思った」と話す。「子どもから大人まで楽しめるので皆さんで遊びに来てほしい」とも。
開催時間は10時~20時。