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和歌山・かわべ天文公園で水かけ祭 大学生がクラウドファンディングで呼び掛け

和歌山・かわべ天文公園で水かけ祭 大学生がクラウドファンディングで呼び掛け

黒竹生産者の金﨑弘昭さん(左)と主催者の小畑亮介さん

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 和歌山・かわべ天文公園(日高郡日高川町大字和佐)で8月19日、特産の「黒竹(くろちく)」を使った水鉄砲イベント「ソンクラーン(水かけ祭り)」が開催される。

黒竹を一本ずつ900度~1000度の熱であぶり、真っすぐにする様子

 日高町原谷地区は、全国一の黒竹の生産地。黒竹は淡竹(はちく)の一種で、青竹と比較して幹が細く、外皮が黒いのが特徴。黒竹は地上に出始めたころは、青竹と変わらないが、1~2年で黒茶色になり、3年で枝先から枯れていく。独特のつやを持つことから、昔から家具の装飾材、垣根、庭の植え込みなどに使う。

 同イベントは、竹の水鉄砲作りから始まり、参加者が頭に金魚すくいで使う「ポイ」を着けて、2チームに分かれて相手チームのポイ目がけて水を掛け合う。ほかにもウォータースライダーや水風船ドッチボールを用意する。

 実行委員長は和歌山大学教育学部4回生の小畑亮介さん。日高町出身で、地元の祭りを主催していた青年部が人員不足で解散したことを知り、地元を盛り上げたいとタイの水かけ祭り「ソンクラーン」にヒントを得て、同世代の仲間と親子で参加できるイベントを企画した。小学校で黒竹の一輪挿しを作った経験があり、地元の黒竹を使いたいと「金﨑竹材店」(日高町大字原谷)に持ちかけた。

 同店は110年の歴史を持ち、年間30万本の黒竹を出荷する。同店の金﨑弘昭さんは大学卒業後、県外で働きUターンした。社長の父・昭仁さんの下で働きながら、「黒竹の魅力を広めたい」とスマホ用竹スピーカー制作など独自の取り組みを行う。

 金﨑さんは「後継者不足で原谷黒竹生産共同組合も昨年解散してしまった。黒竹の生産加工をしている会社は現在当社だけになってしまった。そんな中、黒竹を使った水かけ祭は面白い。喜んで協力させてもらっている」と笑顔を見せる。

 小畑さんは「地元だけでなく、たくさんの人に黒竹のことを知ってもらいたいので、クラウドファンディングで参加を受け付けている。リターン品に黒竹の箸とボールペンも用意したので、イベント開催の支援もお願いしたい。子どもはもちろん、大人にも黒竹に触れてもらいたい」と意気込む。

 開催時間は14時~16時30分。クラウドファンディング募集は8月10日まで。

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