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和歌山・湯浅町で「日本みかんサミット」 全国の200人が意見交換

和歌山・湯浅町で「日本みかんサミット」 全国の200人が意見交換

全国から約200人が集まった「日本みかんサミット」

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 ミカンの産地で知られる有田郡湯浅町で9月2日・3日、「日本みかんサミット」が開催された。

今年も多くの実をつけたミカン(有田市)

 産地や業種の垣根を越えてかんきつ業界を盛り上げるきっかけにしようと企画した同サミットは今年で2回目。昨年は「温州みかん」発祥の地・鹿児島で開催し87人が参加した。

 当日は県内の生産者、販売者に加え、関東や近畿、九州などから生産者のほか研究者や市場関係者、行政、販売関係者など約200人が集まった。

 同サミット実行委員長を務める東京大学経済学部4年生の清原優太さんは、ミカン好きが高じ、2014年に日本のミカン消費量を増やすために「東大みかん愛好会」を立ち上げた。

 清原さんは「全国の産地やミカン農家を回ってみると、生産者がほかの産地の情報を知らないことに気付いた。研究者やIT業界などとも距離を感じ、生産者が分断されていると感じた。今年はミカンの消費量が全盛期の約7分の1まで落ちると聞いている。業界の課題を解決していくためにも、このサミットが人のつながり作りのきっかけになれば。私もかんきつに関わり、地域を元気にすることをビジネスとしてやっていきたい」と意欲を見せる。

 サミット初日は、産地、消費、流通販売、経営、栽培、未来のカテゴリーに分かれて分科会を開いた。ミカンの栽培技術、ブランディング、人工知能による農家の名人技再現、消費者の心をつかむ視点など24のテーマで話し合った。

 2日目は、「早和果樹園」(有田市)専務の秋竹俊伸さんや秋津野ガルテン(田辺市)を運営する「秋津野」の原拓生さんなど、「和歌山で持続可能な『農』のある社会作り」に取り組む実践者が登壇し発表を行ったほか、これからの地域作りとの関わりを考えるワークショップが行われた。

 「善兵衛農園」(湯浅町)七代目で実行委員の井上信太郎さんは「全国からたくさんのミカンに関わる方が集まり、これから一緒にミカン業界で頑張っていく新しい仲間を増やせた。参加者が各地に帰った後もさまざまな交流が生まれたら」と話す。

 福岡から参加した苗木業者の男性は「初めて参加した。かんきつ苗木の新しい売り方などをさまざまな人との出会いの中で見つけられたら」と笑顔を見せる。

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