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和歌山・有田川町にガイドブック「Shiyola」 女性目線で魅力を紹介

今回、有田川町にフォーカスした「Shiyola」を制作した女子会の栗栖さん(左)と山手さん

今回、有田川町にフォーカスした「Shiyola」を制作した女子会の栗栖さん(左)と山手さん

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 和歌山・有田川町が現在、ガイドブック「Shiyola(シヨラ)」の無料配布をしている。

有田川町の女子会が制作した「Shiyola」

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 同誌は地方創生事業の一環として3000部を発行。20代~40代の女性市民グループ「有田川女子会UP Girls(アップガールズ)」のメンバー5人がボランティアで関わり約1年間かけて作成した。

 ゲストハウスを運営するメンバーが「有田川町を紹介できるマップがほしい」と言ったのをきっかけに、A4用紙一枚から作り始め、紹介したい情報が膨らんでいき、最終的には80ページの冊子になったという。シヨラは和歌山弁「~しよら(しよう)」が由来。

 内容は、子ども連れで楽しめるスポット紹介、ヨガインストラクターの紹介記事、地元料理店のシェフが同誌のために特別に考案した「若鶏のソテー プロヴァンス風」など有田川の食材を生かした独自レシピなど。

 編集メンバーの山手亜沙美さんは「取材、写真撮影、タイトル考案、編集など全て自分たちで行った。初めての取材で不安もあったが、気になることがあれば何度も足を運んで取材を重ねた。私は東京から引っ越してきたので、有田川町は食べ物がおいしくて、景色もきれいだと思う。魅力的な人・景色・お店があるが、知らない住民も多い。魅力的なスポットを女性目線で紹介した。取材を通して、『有田川町は子育てしやすい』という声もたくさん聞いた。この街の隠れた魅力を若い世代に伝えて、この町での暮らしを楽しんでほしい」と話す。

 同メンバーの栗栖奈央子さんは「取材先に出来上がったシヨラを持っていくと80ページのボリュームに驚かれたり、まちづくりの取り組みとして県外から問い合わせがあったり、たくさんの人に喜んでもらえてとてもうれしい」と話す。

 A4カラー80ページ。有田川町役場、公共施設、取材した店舗などで無料配布する。

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