和歌山・有田のミカン農園の直売店「伊藤農園ショップ みかんの木」(有田市宮原、TEL 0737-88-7053)に10月16日、期間限定カフェがオープンする。
同店は築100年のミカン蔵を改装したスペースで、昨年6月にオープン。同社が開発した商品や、和歌山県内で作られた雑貨などを販売する。
同社は1897(明治30)年にミカン問屋として創業。ミカンの栽培や問屋業の傍ら、約30年前から6次産業に取り組み、ジュースなど加工品の開発・販売を行ってきた。
スタッフの伊藤麻子さんは「近隣住民が手土産として買いに来てくれたり、夏休み期間は東京など遠方からも旅行の途中で立ち寄ってくれたりしている。今年も有田地区のミカンの収穫が始まった。初物をミカンの木を見ながら食べて、『有田みかん』に親しみを持っていただければ」と話す。
メニューは甘夏シフォンケーキ(400円)、レモネード(498円)などカフェ限定商品のほか、「100%ピュアジュース」(400円、16種類)、寒天ジュレ(378円)など同店で人気の高い商品を提供する。
開催期間中は来店者全員にミカンを配布する。21日・22日は炭火で焼いた「焼きミカン」の振る舞いや、試食イベントを開く。
営業時間は10時~17時。今月22日まで。