和歌山大学近くに6月28日、本格ナポリピッツァの店「il Ritrovo(イル・リトロボ)」(和歌山市中591、TEL 073-480-6350)がオープンする。
店舗面積は約30坪、席数はカウンター7席、テーブル20席、テラス10席の計27席。オーナーの岡崎祥幸さんは和歌山市内出身。21歳で単身イタリアに渡り、現地で本格ナポリ料理を学んで帰国後、東京、福岡、ニューヨークなどで修業を積み、28歳となった今年、独立を果たした。
店名の「il Ritrovo」は、イタリア語で『たまり場』の意味。「地元の人々が気楽に集える、ナポリの大衆食堂や街角のバールのような『たまり場』をつくりたい」との思いが込められているという。
店に入ってすぐに目に飛び込んでくるのが、大きなピザ窯だ。「窯の大きさは、和歌山最大級だと思う。この窯で焼き上げるナポリ風ピザはもちろん、特注の揚げ鍋でかりっと揚げた、『揚げピザ』のさっくり&もっちりした食感も味わってもらえれば」と話す。
食事は、約30種類のピザ(900円~)の他、ナポリ風前菜(380円~)、パスタ(1200円~)など。イタリア産のワインも常時、約30種類を取りそろえる。
岡崎さんは「大きな窯を使っての「窯料理」をどんどん増やしていきたい」と意気込む。
営業時間は12時~14時(ランチタイム)、18時~23時。月曜・第1日曜定休。