和歌山大学近くの欧風カレー店「マイソール」（和歌山市向、TEL073-451-8807）が6月17日、新メニュー「ガレット」の販売を始め、同メニュー提供に伴い営業時間も大幅に変更した。

赤い壁が特徴的なマイソールの店内

　「ガレット」は、そば粉を使った塩味の生地をクレープのように薄く焼き上げ、卵やハム、野菜などを上にのせて食べるフランス・ブルターニュ地方の伝統料理。リンゴの発泡酒｢シードル｣と合わせるのが本場のスタイルという。そのため同店ではノンアルコールのシードルも用意する。

　同店では今年3月から、営業時間と定休日を変更。ランチタイムとディナーの2部営業から、11時～20時までの通し営業になり、定休日は水曜日から日曜･月曜になった。店主の貴志公一さんは「ティータイムを楽しみたい女性客や、夜にお酒を飲みたいお客さまにカジュアルに楽しんでもらえるメニューを提供したいと考えた」と話す。

　新メニュー「ガレット」は昨年秋から研究を重ねてきたという。「メニュー研究のため和歌山から大阪まで食べ歩いたが、本格的なガレットを出す店が見つからなかったため、『これだ』と直感した。昨年11月に2週間ほど店を休んで本場フランスへリサーチに行き、レシピを完成させた」と貴志さん。

　ガレットのメニューは「コンプレット」（750円）、「スモークサーモンとアボカドのガレット」（1,100円）、「生ハムとシャンピニオンのガレット」（1,200円）、「季節のガレット」（1,000円）など。ガレットの提供は14時以降。

　14時～17時のティータイムは、ガレットに200円増しでシードル、コーヒー、紅茶が選べる「ドリンクセット」も用意する。

　営業時間は11時～20時。日曜･月曜定休。